悲しいのも 恋しいのも 淋しいのも 喜びだと ...
"Life is Drama(人生は全てドラマ)"
この想いを遠くに旅立つ仲間へ、家族へ、恋人へ、そして自分自身へ
収録曲
1. さよならの意味
2. MY BOY
3. じゃあね
4. 明日を願うなら
5. カプチーノ
6. YOU TOO
7. あなたさえいれば
8. ギターを抱いて
9. 呼吸のリズム
10. 窓をあけたら
¥2,500(税込) VCCM-2085
誰にでも訪れる家族や恋人、仲間との別れはどうしようもなく寂しい。見送る側であればそれはなおさら。でも相手が自分の道を切り開いて進む気でいるなら、エゴは捨ててちゃんと見送りたい。別れの寂しさの中にひとつ救いがあるとしたら、その時その寂しさとどう向き合うかでほんの少し未来は変わるということ。見送る人、見送られる人、それぞれに少しでも光を感じてほしくてこの曲を作りました。
まるで宝物のように大切な恋人だったのに、月日が経つと少しずつあたりまえの存在になっていく。それってすごく尊いことでもあるけれど、相手の優しさの上にあぐらをかきすぎて気づいた時には失ってた!なんてことありませんか?わがままはほどほどに。「痛っ!」と思った人は少し反省してください。(笑)
この曲は恋愛をどこか勝ち負けで捉えてしまっている女性が、彼にさよならを切り出される前に自分から別れを告げ優位に立とうとする歌です。でも無理やり頑張っちゃってる時点で完全に気持ち持ってかれてるんですけどね。私含め女性はたまにこういう謎な動きをして男性に矛盾した印象を与えてしまいます。でも弱さと強さが混在した複雑なこんな性質が女性の魅力のひとつでもあると思うのですが、男性の皆さんいかがでしょうか?(笑)
何をやってもうまくいかないシーズンってあって、何が原因でこうなってるんだろうって毎日メモしてた時期がありました。 「お金が無いのは仕事が少ないせい、仕事が少ないのはライバルが多いせい、ライバルが多いのは・・・」 そしたら最終的に行き着いたのは自分の実力の無さや忍耐力の無さ、今まで自分がぶつけてた矛先は透明なんだな、と。 その瞬間に頭の中で方程式みたいなのが出来上がって小さな光が見えた。 すごくシンプルなんだけれど明日を願うなら自分自身に言い訳しないで、がむしゃらに当たって砕ける勇気を持つべきなんだなって。 音楽で誰かを説いたり導いたり、私はそんな立派な人間ではありません。ただ私もあなたも同じ、未完成でがむしゃらなんだってことをここに記しました。
人を驚かしたりサプライズをすることが普段から好きで、その思考を音楽に使えないかなあと考えて作りました。 「最近彼氏から感じられる不穏な空気感、隠し事をしている雰囲気、これはもしかして・・・問いただしてみると!?」 結果ハッピーな結末を迎えるわけですが、ほんとは最後にもうひとつどんでん返しなストーリーを持っていきたいところ!いつかライブで試してみよう。ふむふむ。 バンドは小林岳五郎、砂山淳一、オオニシユウスケ、村上広樹と安定感かつ大胆な面々。 SWING-O先生に「スウィングしてるね〜」と言われたことを個人的にこの曲の帯にしたいくらい。(笑) 最後のガヤは盟友DRAMATIC SOULの面々、USTREAM生放送中に録音しました。色々と懐かしいね!
大好きなR&Bの王道的な循環コードの上で歌いたくてこの曲を作りました。 「恋人」というはっきりした関係性よりも、曖昧であやふやで2人の間に行き交うものに名前なんかなくて、少しでも歯車が崩ればとっとと消えて無くなってしまう。 そんな不確かなラインの上でまるで綱渡りするような2人。グレーゾーンでありながら、ある意味すごく正直で本能的で美しい気もする。 2番サビ前部分の「誰かにとっては一瞬で、でも私にとっては永遠で」が自分的にお気に入りな箇所です。
赤ちゃんが成長して一人の大人になるまでの間にたくさんの出逢いがありますが、なんていっても「家族」との関係性って一番深いですよね。 愛し合うのも傷つけ合うのもとにかく遠慮がないし容赦ない。 私は思春期の頃は親の干渉がいやいやでで早く大人になって独り立ちして家を出たかった。 でもいざ遠く離れた土地で一人で生活すると痛いほど感じる家族のありがたみや愛情。失って初めて思い知る大切さや後悔。喧嘩していた日々でさえまぶしく感じる。そして少しずつ親に似てきている自分に気付いて笑っちゃったり。 この歌は綺麗ごとだけじゃないです、近い存在だけに出てしまう心の膿のようなものも込めています。家族が綺麗なだけって嘘ですもんね。(笑) 結婚式や成人式など大事な門出の日に子が親に送る、正直に書いた照れ臭い手紙のようなそんな曲です。
一度はあきらめたミュージシャンの夢を忘れられずに、会社に辞表を出してギターを抱え東京に出る青年を描きました。 曲中では恋人との未来や生活の安定を失う代わりに、ミュージシャンとして大成していくわけなんですけど。 必ず夢は叶うから進め!なんて無責任なことは誰にも言えません。それぞれに事情ってのもあると思います。 ただ誰もが様々な場面で容赦なく選択を迫られますよね。 そこでどんな道をセレクトしたって何かを得ては同じサイズのものを失うようになってるなあ、と。 いいことと悪いことが交差にやってくる振り子のような人生の中で、やっぱり最終的には幸せでいたいし、目標に向かってまっすぐに貪欲に生きてる人ってやっぱり魅力的だなあって思います。
「呼吸をする」という行為は絶対に生きる上で必要というか、そもそもそれがないと生命を維持することはできないんですが、それに対してわざわざ意識することって普段ないような気がするんですけど、どうでしょうか? そんな「呼吸をする」ことと同じくらい日常の中に溶けこんでいる大切な人のことを歌った曲です。
日常のありきたりな光景を歌にしました。ないものばかり数えてしまいそうな夜はこの曲を一人静かに聴こうと思います。
Rung Hyang | ルンヒャン
福岡県・筑豊生まれの在日コリアン3世。
2011年mini album『明日を願うなら』をリリースし、東京、大阪、名古屋ワンマンツアーを敢行。その後、収録曲でもある卒園ソングをテーマ にした「さくらびより」 がYouTubeで話題を呼び、2012年にメジャーデビュー、数々の情報番組や音楽番組に出演。2013年には2枚目となるmini album『LOVE & PAIN』をリリース。2015年1月9日(金)渋谷JZ Brat SOUND OF TOKYOにてワンマンライブ開催。そして2015年3月4日にMS Entertainmentより、コンセプトアルバム『 Life is Drama 』を全国リリースする。このリリースを記念し、3月19日(木)代官山LOOPにて"グランドピアノ360°LIVE"『Around the Piano』開催決定。